梅雨入りの前のこの時期、“うりずん”や“若夏”の頃は沖縄では最も過ごしやすいといわれています。大型連休が明けると、いよいよ沖縄は梅雨時期に入ります。
梅雨入り 昨年は5月18日
沖縄地方の梅雨入りの平年値は、本日5月10日ごろとなっています。2023年の梅雨入りは5月18日ごろでした。最も早い梅雨入りは1980年4月20日ごろ、最も遅い梅雨入りは1963年6月4日ごろとなっています。
沖縄気象台によりますと、梅雨入りの目安として、気圧配置や沖縄地方のこの先の天気が曇りや雨の日が少なくとも2、3日程度続くことーなどだそうです。そのほか、大陸のチベット高気圧や偏西風の動きなども重要なポイントです。
この先は前線の通り道
専門的な天気図の週間の気圧配置を見ていきますと、この先の沖縄地方は、5月13日(月)にかけて雨の区域がかかる予想となっています。その後晴れ間はあるものの、長期的な場では雨のシーズン到来です。
雨の時期への備えとして、家の周りの側溝や排水口の掃除をしたり、ハザードマップや非常用品などの防災関連の確認をしておきましょう。
5月後半は曇りや雨の時期
5月26日(日)にかけての那覇の天気と気温の予想を見てみましょう。13日(月)の雨の後は、いったん晴れる見込みですが、19日(日)以降は、前線や湿った空気の影響で雲が広がりやすくなりそうです。最低気温、最高気温ともに、平年並みか平年よりもやや高い予想です。湿度も高くなるため、食べ物やお弁当の保存の際にもご注意ください。
11日(土)はお出かけ日和
5月11日(土)の沖縄地方は、高気圧に覆われて広く晴れるでしょう。ただ、南寄りの風が強まるため、お出かけの際は帽子や日傘が飛ばされないようにお気を付けください。12日(日)は前線の通過とともに、遅い時間ほど雨が降りやすくなる見通しです。13日(月)の朝にかけて県内全域で雨や風が強まる恐れがあり、荒れた天気に警戒が必要です。
今週末の最高気温は、各地で30℃前後の予想で、この時期の平年よりもやや高めの予想です。
崎濱綾子
気象予報士/防災士(株式会社ウェザーマップ)
沖縄県宜野湾市生まれ。ミスはごろもとして地元の観光大使を務める。RBC琉球放送でラジオ・テレビのリポーター、QAB琉球朝日放送で気象キャスターを担当。2005年に沖縄初の女性気象予報士となる。2005~2016年3月までRBC琉球放送の夕方のニュース番組で月~金曜日の気象キャスターを担当。2016年4月から東京の本社で勤務。Yahoo!ニュース動画出演・記事執筆を担当。Yahoo!ニュースエキスパート。好きな天気現象は、夏至南風(カーチーベー)。
May 10, 2024 at 03:00PM
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そろそろ梅雨入りの沖縄 平年は5月10日 気圧配置やこの先の天気がポイントに - 沖縄タイムス
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