2週間天気 8日(月)~10日(水)は大荒れ 雨のあと九州など一気に冬の寒さ
2021年11月06日18:32
8日(月)から9日(火)は、寒冷前線が日本列島を通過し、10日(水)にかけて大荒れの恐れがあります。この雨のあと、西日本を中心に、この時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。
7日(日) 高気圧に覆われて日差しが届く所多い
7日(日)は、本州付近は高気圧に覆われるでしょう。日差しが届く所が多い見込みです。ただ、北海道は気圧の谷の通過で、一時的に雨が降る所があるでしょう。東北から九州の太平洋側は、予報に幅があり、気圧の谷や湿った空気の影響の影響を受ける可能性があります。この場合は、雲が広がり、雨が降る所があるでしょう。最新の気象情報をご確認ください。
8日(月)~9日(火)寒冷前線が通過 10日(水)にかけて大荒れの恐れ
8日(月)は、関東や東北の太平洋側を中心に、湿った空気や気圧の谷の影響で雨が降り、雨脚が強まることがあるでしょう。8日(月)から9日(火)にかけて、日本列島を寒冷前線が通過する見込みです。前線の通過で、九州から北海道は雨が降るでしょう。前線が通過するときは、大気の状態が非常に不安定になり、雨雲が発達しやすくなります。雷が鳴り、雨脚が強まることがあるでしょう。短い時間で雨量が多くなる可能性があります。雷雲の下では、竜巻など激しい突風が吹くこともあるでしょう。広く南風のち西風が強めに吹き、荒れた天気になる恐れがあります。10日(水)にかけても、関東から北海道では、西よりの風が強めに吹き、大荒れになる恐れもあります。
寒冷前線が通過したあと寒気流入
寒冷前線の通過したあとは、西日本を中心に、この時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。寒気の流れ込みは、12日(金)頃がピークで、九州北部の上空1500メートル付近で、マイナス4℃くらいを予想している資料もあります。これは、1月下旬並みの寒気です。日本海側はしぐれの雨で、来週後半は、九州などでも山で雪が降る可能性があります。西日本から初冠雪の便りが届くかもしれません。
最高気温は、福岡市で10日(水)から来週末にかけて15℃くらいと11月下旬から12月上旬並みの日が続く見込みです。大阪市も12日(金)は15℃くらいで、11月下旬並みでしょう。九州など西日本では、急に冬の寒さになります。今のうちに暖房器具の点検などしておくとよいでしょう。
14日(日)~19日(金)
この期間は、本州付近は高気圧に覆われて日差しが届く日が多い見込みです。今のところの資料では、この期間の後半に、日本付近に強い寒気が流れ込む可能性があります。関東などでも、冬の寒さになることがありそうです。
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