日の出直前に天に向けた光の帯 鹿児島で太陽柱(サンピラー)が出現 - ウェザーニュース

サンピラーは日の出や日の入りの時、太陽から垂直に炎のような光芒が見られる現象です。光の柱のように見えることから「太陽柱」とも呼ばれます。

空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に太陽の光が反射することで見られますが、氷の結晶の向きが揃っている事が条件になります。

そのため、空気がよく冷えていて、上空の風が弱い時に空気中の氷の結晶が豊富で向きも揃いやすく、サンピラーが見られることがあります。

今朝は九州の西にある移動性の高気圧に覆われて、鹿児島県内は風が穏やかな状態でした。また、放射冷却も効いて0℃前後まで冷え込んだため、太陽柱が見られやすい条件が揃ったものと考えられます。

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February 05, 2021 at 06:00AM
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