関東甲信 23日夕方から 内陸中心に大雪に 東京23区も積雪のおそれ
2021年01月23日08:54
関東甲信は、はじめ雨でも次第に雪に。きょう23日の夕方から24日にかけて、平野部でも内陸を中心に雪の量が多くなる見込み。東京23区も積雪のおそれ。
23日 夕方から広く雪 内陸では平野部も靴がスッポリ埋まるほどに
きょう23日の関東甲信は、前線の影響で昼前から広い範囲で天気が崩れます。はじめは雨でも、夕方以降は雪に変わる所が多くなるでしょう。今夜からは低気圧が近づいてくるため、雪または雨の降り方が強まってきそうです。ピークは24日未明から朝までで、日中も雪や雨が降ったりやんだりするでしょう。
24日6時までの24時間に予想される、雪の降る量は、いずれも多い所で、関東北部山沿い甲信、箱根から奥多摩や秩父方面にかけて20センチ、関東北部の平野部で10センチ、関東南部の平野部(東京23区含む)で5センチです。気温の低い時間帯が降雪のピークとなり、降る雪の多くがそのまま積もる可能性があります。内陸では、平野部も靴がスッポリ埋まるくらいの積雪になる所があるでしょう。東京23区内でも、路面が白くなって足跡がつくくらい積もる所がありそうです。
24日の日中も、甲信を中心にさらに雪の量が多くなるでしょう。
たとえ少しの雪でも 交通の乱れに要注意
普段、雪に慣れていないため、大雪が予想される内陸部に限らず、雪の量の少ない所でも交通機関の乱れに注意が必要です。雪が降ると同時に、風も強めに吹き、架線への着雪などの影響が出てくることも考えられます。
また、たとえ、うっすら白くなるくらいでも、路面はかなり滑りやすくなります。ノーマルタイヤでの走行は大変危険です。ご自身に限らず周囲も巻き込む事故に発展したり、渋滞につながるケースもあります。
なお、雪は、あす24日の夜にはやんでくる見込みですが、25日の朝にかけて広い範囲で路面が凍結するおそれがあります。特に、橋や歩道橋の上、トンネルの出入り口付近、駅など建物の出入り口付近は凍結しやすく、車のスリップ事故や、転倒によるケガのないよう、十分にお気を付けください。
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