連日、大気が不安定な状態が続くなか、15日も各地で突然の雷雨に見舞われました。「憂鬱な雨」ですが、農作物にとっては「恵みの雨」にもなっています。
■「肥料がとけて」ナスには“恵みの雨”
「夏秋ナス」の出荷量が日本一の群馬県。収穫のピークを前に、農家は「恵みの雨」が続くことを期待しています。
ナス農家・田所恭一さん(71):「雨が降ることによって地中の肥料がとけて根から吸収される。だから雨が降った方が良い」
ナスに含まれる水分は実に9割以上です。
ナス農家・田所恭一さん:「絞ると水がずっと。雨が降らないと、大きくなっていても重さが軽い。水分がないから」「(Q.雨のおかげで水分量が保てる)だから、おいしい」
さらに、重要なのは気温です。ナスの生育に適した温度は日中は25℃から28℃、夜間は20℃前後だといいます。実際、15日の最低気温は早朝4時の時点で20℃。平年よりも2℃高いです。
実は連日、雨雲が覆っていることで夜間の冷え込みが抑えられる効果が。ナスの成長を促す一因になっているようです。
ナス農家・田所恭一さん:「今くらいの温度で湿度があれば最高にいい状況」
June 15, 2023 at 05:40PM
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きょうもジメジメ天気 「肥料がとけて」ナスには“恵みの雨”[2023/06/15 19:40] - テレビ朝日
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