統一地方選もいよいよ後半戦。この季節は高気圧と低気圧が交互に日本上空を通り過ぎるため、天気は周期的に変化する。今年も、各陣営ともに空模様を眺めながらの選挙戦が続きそうだ。(布施谷航)
高気圧と低気圧はおよそ3、4日ほどの周期で日本上空を通過。区市長選や区市議選の告示から投票までの8日間で、悪天候と好天が入れ代わりやってくることになる。
2000年以降の統一選後半戦の天気を見ると、東京都(都心)、神奈川県(横浜市)、埼玉県(熊谷市)、千葉県(銚子市)の各地で選挙期間中に少なくとも1日は雨を記録している。
条件次第では大荒れの天気にもなる。11年4月19日は上空に強い寒気が入り込み、銚子市や熊谷市では雷を記録するほどの大荒れになった。07年4月17日は発達した低気圧の影響で強い風が吹き、神奈川県三浦市で小型漁船が転覆する事故があった。いずれも告示後3日目。選挙戦が熱を帯びてきたころの荒天だった。
11年の投票日は都心や横浜市、銚子市などは晴れや快晴に恵まれた。もっとも、この年は3月11日に起こった東日本大震災の影響で自粛ムードの中の統一選に。遊説や個人演説会を中止する候補も続出し、天気にかかわらず地震の影響が影を落とす選挙となった。
今回の統一選はー。告示当日の16日の関東地方は、おおむね曇り一時雨となりそう。17日は千葉県や北関東で雨が降る可能性がある。18日は高気圧に覆われて晴れる地域が多そうだ。投票日の23日ごろは、気圧の谷や前線が近づいてくる影響で天気が崩れる可能性もある。やはり、各地で天気の周期的な変化をにらみながらの選挙戦が繰り広げられることになりそうだ。
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April 16, 2023 at 09:38AM
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天気は周期的に変化 過去には雷や強風も 統一地方選・後半戦投票日 気圧の谷や前線近づく?:東京新聞 TOKYO Web - 東京新聞
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